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第205回
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1.埴安の海・・・奈良の盆地湖のなごり
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2.高千穂の峰はどこか
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■ 天孫降臨 「古事記」と「日本書紀」とでは多少のちがいはあるが、ほぼ同じ内容の天孫降臨の話を伝えている。天孫が、高天原から高千穂の峰にいたるまでの話は、「古事記」は次のように描かれている。
大国主の命が治めていた葦原の中国を平定しおわったのち、天照大御神と高木の神とは日嗣の御子、正勝吾勝勝速日(まさかつあかつかちはやひ)天の忍穂耳(おしほみみ)の命に命令する。
■ 高千穂の峰はどこ? 戦前は、高千穂の峰の所在地について、邪馬台国論争より激しい議論が繰り返された。有力なのは下記の二説。
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3.高千穂の峰=霧島山説
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■ 霧島山 霧島は鹿児島県と宮崎県の境にあって、23の大小の活火山からなり、東西の二つの峰にわかれている。その間は約4キロである。 東の峰は高千穂の峰、または東岳(東峰)、矛峰、東霧島(つまきりしま)と呼ばれている。山頂は、やや平坦で高さは1574メートル、東西にそびえている。 西の峰は、韓国岳(からくにだけ)、または、西岳、西霧島とよばれる。高さは1700メートルで、西北にそびえている。 韓国岳の方が高い、霧島山は高山とはいえないが、敷地が広大である。 ■ 高千穂の峰=霧島山説を支持した人々
A.「襲」は現在の、鹿児島県の地名である。
B.「韓国(からくに)」とは「韓国岳」のことである。
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