TOP>活動記録>講演会>第198回 | 一覧 | 次回 | 前回 | 戻る |
佐原先生と安本先生との討論のようす >> | ||||
第198回 特別講演会特別講師 佐原 眞先生 |
佐原 眞先生講演
|
■考古学と年代 遺物から絶対年代を決めるのは困難な場合があるが、相対年代は決めやすい。 19世紀には、時代の前後関係(相対年代)だけを明らかにすることがおこなわれて いた。 相対年代を決める方法
|
内野会長が佐原先生を紹介 歴史博物館長時代の思い出 考古学の年代について 特製壁紙(?)の前で熱弁 |
安本美典先生講演
|
■国内最古の馬具出土 (平成13年12月1日の新聞各紙による) 奈良県桜井市の箸墓古墳の周壕跡から、乗馬の際に足をかける馬具、木製の輪鐙(わあぶみ)が見つかった。 桜井市教委は「輪鐙は4世紀初めに周壕に投棄されたと推定され、国内最古の馬具である可能性が高い」と発表した。 |
講演中の安本先生 |
■これについての安本先生の見解 年代の根拠は、輪鐙と一緒に、大量に出土した布留1式の土器を、4世紀はじめの土器としたことによる。 しかし、布留1式の土器の年代については、学者によって4世紀はじめから、4世紀後半まで、見解にばらつきがある。 布留1式の土器と馬具が同時に出土した場合に、馬具の使用時期を4世紀はじめに持っていくよりも、布留1式土器の年代を4世紀後半とするほうが、無理が少ない。 理由
|
TOP>活動記録>講演会>第198回 | 一覧 | 上へ | 次回 | 前回 | 戻る |